北陸信越運輸局の役員法令試験もついに難問化か…？
令和６年７月２２日に北陸信越運輸局が実施した
一般貨物自動車運送事業の許可等の申請に係る法令試験における
初回受験者の合格率が、なんと４割でした💥
他の運輸局で実施されている
同様の法令試験の合格率が５割を切ることは特に珍しいことではありませんし、
全国的には難問化している中ではありますが、
北陸信越運輸局での初回受験者合格率が４割であったことには大変驚きでした。
と言いますのも、北陸信越運輸局における法令試験合格率は、
本年５月実施回までは、８割前後で推移してきていました。
北陸信越運輸局の法令試験が易しかった理由は不明ですが、
ここで潮目が変わり他局並みに難問化していくのか、
今回だけが特別で、次回以降易しい法令試験に戻るかは、
９月実施回以降注視していきたいところです🤔
ちなみに、７月実施の法令試験問題の９割以上は
過去に出題されている条文の範囲からのもので
そのうち７割は頻出条文からの出題でしたが、
問われ方や切り取り方がこれまでとは少し異なる印象の設問もありました。
また、独禁法からの出題は限られた試験時間の中で
この設問の答えを条文集から探し出すのは、通常困難だろうと思われるものでもあり、
この問題を捨て問とせず、時間をかけて条文集を探した受験者には
厳しかったのではないかと想像します。
今回不合格となった受験者の中には、
５月に受験していれば合格していた方もいらっしゃると思いますが、
９月以降の試験での合格をより確実なものとするためには、
もう少し法令試験対策のレベルを上げる必要があるのかもしれません。
具体的には、知っている問題を、確実に正解するための対策が必要だと思います。
３０問中２４問を、正解できれば合格できる試験です‼️
１問２問、全くわからない問題が出たところで慌てる必要はありません！
そんな問題に限られた試験時間を費やすくらいなら、
知っている問題を確実に正解するために試験時間を使う訓練をしましょう！
再試験も不合格となりますと、
いったん申請を取り下げて再申請となり、
運輸開始までのタイムスケジュールが、どうしても数か月は遅れてしまいます。
運送業を始めるには、どのみち合格しなければならない試験です。
早めに合格を勝ち取り、１日でも早く運輸開始し、
売り上げをあげることが、この試験を受験される皆様の使命かと思います。
また、この試験で求められる知識技量は、
運送業経営に大きな力となるものでもあります。
是非、法令試験の受験を機に、知識技量をしっかりと身に着けていただき、
運送事業経営の力としていただければと思います。
ご希望があれば、
新潟県内のみならず北陸信越運輸局管内（新潟、富山、石川、長野）の、
出張法令試験個人レクチャ―も承っておりますので、
お気軽にお問い合わせください😊